ファスティングという言葉と連動してしばしば沸き起こる「アンチエイジング効果」(日本語では抗老化)。くだいて言えば若返り。
考えてみれば、自分の老いを見ないで過ごすことは、人間の究極の願望といい得るでしょう。

実は近年、ファスティングによる若返りの効果が多方面から注目されています。
今回は、そんなファスティングとアンチエンジングの興味深い関係を、お堅い話に流れぬよう注意しつつ、概観することに致しましょう。

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代謝と肌の老い

もとより人間が老化を防ぐことはできません。そしてもっとも老化が顕著に表れるのは、一にも二にも肌です。
雑誌や医療広告などでアンチエイリアシングという言葉を見かけると、その大半は肌の老化に就いて言われています。
年々潤いがなくなりカサついてクスみゆく肌を憂慮しない中年女性は、殆ど絶無と判断していいでしょう。

生まれては死にゆく細胞の活動劇は片時も止まることはありません。生者必滅です。
とはいえ、それを遅らせることくらいはできそうです。
世に言うアンチアンジングの基本理念のひとつは、年々長くなりつつある代謝サイクルを出来るだけ短くすることで、常に皮膚細胞を新鮮に維持していこうという点にあります。

ファスティングでは、デトックス効果による美肌効果もたくさん報告されていますが、それだけでなく、代謝サイクルの短縮化によるアンチエイジング効果も、同様に期待されています。

長寿遺伝子

アメリカのマサチューセッツ大学のレオナルド・ガレンテ博士は、サーチュイン(sirtuin)という遺伝子の発見者として世に知られています。これは長寿遺伝とも呼ばれ、人間のみならず如何なる生物にも必ずひとつは見られるようです。
サーチュインが長寿遺伝子と称される理由は、この遺伝子の作り出す酵素(サーチュイン酵素)が様々な連鎖反応によって老化を抑制する作用を持ちうることが、確認されたからです。
具体的には、動脈硬化を抑えたり免疫細胞を調整したりする作用が見つかっています。また、老化の原因を成す活性酸素を吐き出すミトコンドリア(細胞内の小器官)の修復にも大きく関与していると言われています。

まことに眼を見張るべき長寿遺伝子ですが、どうやら、普段は活動停止状態にあるようです。

ファスティングによって長寿遺伝子の作動を促す

この長寿遺伝子は「食事制限」によって動き出し、人体に関わる何種類もの老化要因を抑えつけてくれます。
こうした反応は、人間がかつて飢餓状態と隣り合わせであった時代の名残とされています。
三日間も断食するには及びません。
週末の半日程度でも十分です。
ちょっとした食事制限を通して、ちょっぴり若返ってみませんか。

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