近年、食品添加物の安全性を巡る議論が巷で盛んです。

口から入るあらゆるものに対して人々は神経質になっています。もとより添加物とは、食品を「製造」する際に添加する物質のことを指します。

注意したいのは、添加物という添加物が全て体に害を及ぼすわけではない点です。センセーショナルに報道や雑誌記事のために冷静な判断力を失わないようにしたいものです。

それでも、種類や摂取量によっては、添加物が中長期的に身体に与える悪影響は無視しがたいものです。

今回は、ファストフードレストランの世界的象徴であるマクドナルドと、日本のモスバーガーの添加物事情を見比べつつ、その安全性の程を検討してみることにしましょう。

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食品添加物のおさらい

食品添加物は、食品の製造過程上、その加工や保存の目的から添加され混ぜられるものです。製造現場で使用されている添加物の大部分は化学合成品で、その使用については食品衛生法によって規定されています(この法律により、1968年、その毒性が問題視されていた人工甘味料ズルチンは使用禁止になりました)。

添加物は日常にありふれています。どんな製品でも構いません。表示面の原材料の部分を見れば、保存料や香料、酸化防止剤、着色料、増粘剤、発色料というものを必ず目にしたことがあるはずです。

コンビニ弁当や簡便な外食で済ますことの多い日本人は、一日に大体10グラムの食品添加物を摂取していると報告されています。

とはいえ、添加物の摂取から直接害を被っているという意識は、我々には殆どありません(少なくとも私には)。してみると当節流の添加物恐怖説も一つの迷信に過ぎないのでしょうか?

そうではないようです。

種類や摂取量によっては、発がん性等のリスクが高まるとされています。

マクドナルドの添加物事情

マクドナルドのビーフパティは、いわゆる「JAS」上級に合格されていることを謳っています。

JASとは、農林水産省の決めた品質基準のことです。JAS上級は、「調味料・香辛料以外の食品添加物」が一切使用されていないことがひとつの条件です。

そうなると、マクドナルドのビーフパティはなかなか結構なものです。

しかし、マクドナルドのビーフが長期保存に耐えうることはよく知られています。放置状態のビーフパティを三年間毎日写真に撮り続けていた暇人もあるくらいです。

それに、その日にパティを作って、その日に消費するわけではありません。

どうしても食品を傷ませない工夫が必要になってきます。牛肉が長持ちさせるために、です。

それは未知数です。このほか、コカ・コーラ(人口色素、安定剤…)やお馴染みのマック・ポテト(保存料)などでも、その添加物は無視できません。

モスバーガーの添加物は

変わって、モスバーガーです(ちなみに私はモスバーガーの方が好きです)。モスバーガーはマクドナルドに比べれば、その品質管理は断然優れています。

生産者の表示もはっきりしていますし、食品添加物にも多少は配慮しているようです。

それにしても、食品添加物の害は、フグの毒の様に即時的かつ顕著な反応をみせるわけではないので、何に付けその程度を判断するのは困難です。

会社側は通常いいことしか言わないので、却って、消費者の気まぐれな観点の方が実情に近いかもしれません。もっとも、過度に騒ぐほどでは無さそうですが。

食品会社やファストフードにおける製品は総じて添加物まみれです。

色や味が悪く保存が利かなければ、商売の上でも流通の上でも、大変に不利です。

しばしばマクドナルドが槍玉に挙げられるのは、それが世界規模に展開する巨大企業だからです。

健康の害の程はともかく、ファストフードに囲まれた現代の我々としては、こうした知識を、頭の片隅には入れておきたいところです。

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