「痩せたい!」という猛烈な願望に突き動かされてファスティングを試みる人が後を絶ちません。

しかしファスティング(断食)の目的は元来、痩せることではありません。

それは何よりも消化器官に無理なく休養を与えながら体内の老廃物を排出(デトックス)しようという自己療法です。

[ad#kiji-1]

そもそも何故ファスティング?

ファスティング(Fasting)は、日本語ではおおむね「断食」とか「絶食」と訳されています。

イスラム教におけるラマダーン(イスラム歴の九月)には、一か月のあいだ日の出から日没まで断食をする習慣がありますが、当節人々の間で話題となっているファスティングはもっとカジュアルなもので、やろうと思えば万人が無理なく出来る注目の健康法とされています

現代の日本は飽食時代です。私たちは一年中毎日三回の食事をたっぷりと食べることにすっかり慣れています。

ところで胃腸は、人が寝ているあいだもギュルンギュルン活動しています。

それもそのはずで、人間が食べたものは必ず消化吸収されねばならないからです。

味覚は「美味しかった」で済みますが、胃腸はこれから流入してきたタンパク質や脂質分を分解しなければなりません。

自覚のあるなしにかかわらず、胃腸はけっこう疲れています。

私も朝起きると胃腸が漬物石のように重たいことがあります。そんな日は、仕事の生産性もいまいち上がりません。

胃腸に負担のかかる生活は長期的には、肌荒れや便通困難など、様々な身体不調の原因ともなります。

ファスティングの理念は、そんな過労気味の胃腸をすこしは休ませてはどうか、という発想から出発しています。

たとえばどんな事をするの?

今日なにかに付けて持て囃されているファスティングですが、そのやり方としておそらく最もポピュラーなのは、半日から三日ほどのあいだ食事を抜きながら、ミネラル等の必要な栄養素を含んだ野菜ジュース(または酵素ドリンク)を飲むなどして、胃腸の活動に暇を与えることです。

なかにはもっと長く断食する人もいますが、栄養管理のプロによる個人指導に頼れない一般人には不向きです。

また突然断食を始めるのではなく、その前に、肉類や脂質の多い食事を段階的に減らす、適度な準備期間が必要です。

そしてファスティング期間を一応終えた後は、二三日ほどお粥などの消化しやすい食事を取りながら、徐々に普段の食生活に戻していきます。

気を付けることは?

ファスティングは内臓の休養期間であって、死に物狂いの我慢大会ではありません。自分のコンディションと相談しながら適度な計画を立ててください
無理はどうあっても禁物です。

体調や体質によっては、断食が却って健康を害することもあります。すこしでも体の調子に不安があれば止した方がいいです。

体内の毒素を排出したり内臓の負担を和らげたりする方法は何もファスティングだけに限らないので、世間の大々的な経験談などを冷静に見比べる態度も大事です。

[ad#kiji-1]

【a】Uber Eats 配達パートナー募集